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台湾第二の大都市である港町・高雄を舞台に、姉妹のような2人の女性の友情と葛藤、そして彼女たちと関わる男たちとの関係を通して、孤独と放浪のなかでしか生きられない人間同士の心のぬくもりを詩情豊かに謳いあげたのが『深海 Blue Cha-Cha』である。
ホウ・シャオシェン(『悲情城市』)、エドワード・ヤン(『カップルズ』)、ツァイ・ミンリャン(『愛情萬歳』)、チェン・ユーシュン(『ラブゴーゴー』)、リン・チェンシェン(『台北ソリチュード』)etc。
1980年代のニューウェイブ勢力の台頭以降、評価の高い映画作家を次々と世に送り出してきた台湾映画界。
ハリウッドに渡ったアン・リー(『グリーン・デスティニー』)も今年、『ブロークバック・マウンテン』で見事、アカデミー賞監督賞を獲得するなど、その層の厚さは世界でもトップクラス。
トータルの興行面では飛ぶ鳥を落とす勢いの韓国映画界にはかなわないものの、行政府による積極的な支援もあり、昨年の第18回東京国際映画祭では、「台湾:電影ルネッサンス」と題して、ドキュメンタリーから娯楽作品まで、なんと11本もの新作が特集上映されたくらい、新進作家たちの可能性に広がりを見せているのが現在の状況だ。
『深海 Blue Cha-Cha』はそのなかでも際だった作家性に富んだ傑作である。

提供:コミックリズ|エスピーオー|レゾナント・コミュニケーション|ワコー
配給:コミックリズ|ワコー

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